A6.
薬物療法では、主に抗うつ薬と呼ばれる薬が使われ、副作用もありますが、うつ病のほとんどの症状によく効きます。
日本で使える抗うつ薬は十数種類あり、症状や副作用の出方によって、その患者さんに合った薬の種類や量が決まっていきます。飲み方は、食後3回だけでなく、寝る前1日1回でよい薬もありますし、また点滴注射のできるものもあります。
この他、抗不安薬、睡眠薬なども併用することがあります。また、更年期のうつ病では女性ホルモンが効く場合もあります。
【主な抗うつ薬の特徴】
◇第一世代の抗うつ薬・化学構造から、三環系抗うつ薬と呼ばれる古典的な薬で、副作用は多いが効果は強い。
◇第二世代の抗うつ薬・四環系抗うつ薬と呼ばれる比較的新しい薬などで、効果はやや弱いが副作用は少ない。
◇第三世代の抗うつ薬・SSRIと呼ばれる最新の薬は、副作用が少ないと言われている。その他新薬が開発中。
◇気分安定剤・躁状態が現れる患者さんや、気分の変化の激しい場合に服用する。
2009年8月25日火曜日
2009年8月8日土曜日
Q5.どのような治療をするの?
A5.
うつ状態には、いろいろな症状や病気の状態があり、軽度から重度までさまざまです。また、それを引き起こす原因も複雑にからみあっています。例えば、心理的原因、環境的要因(家族関係、職場、学校等)、性格的素因、身体的状態、年齢等が関係しています。
治療を行う場合、これらの要素を考えながら対応します。
治療に使われる薬物については後で説明します。心理的原因、環境的要因に対しては、精神療法的アプローチを行います。
患者の深い悲しみ、喪失感、無力感に共感し、必ず回復するのだから、それまで、焦らず、一時的に職場から離れ、ゆっくりと休養をとることをすすめます。
家族や職場の理解も不可欠です。うつ病はガソリンの切れた車のようなもので、エネルギーがたまるのをじっくりと待つ余裕も必要です。責めたり、励ましすぎるのはかえってマイナスになるので気をつけましょう。
うつ状態には、いろいろな症状や病気の状態があり、軽度から重度までさまざまです。また、それを引き起こす原因も複雑にからみあっています。例えば、心理的原因、環境的要因(家族関係、職場、学校等)、性格的素因、身体的状態、年齢等が関係しています。
治療を行う場合、これらの要素を考えながら対応します。
治療に使われる薬物については後で説明します。心理的原因、環境的要因に対しては、精神療法的アプローチを行います。
患者の深い悲しみ、喪失感、無力感に共感し、必ず回復するのだから、それまで、焦らず、一時的に職場から離れ、ゆっくりと休養をとることをすすめます。
家族や職場の理解も不可欠です。うつ病はガソリンの切れた車のようなもので、エネルギーがたまるのをじっくりと待つ余裕も必要です。責めたり、励ましすぎるのはかえってマイナスになるので気をつけましょう。
2009年8月7日金曜日
Q4.どこへ相談に行けばようのか?
A4.
気分がゆううつだったり、元気がでなかったり、体がだるかったりしたら、まず、精神科や神経科を受診しましょう。
身体疾患からくる場合もありますから、身体的な症状が気になったら、かかりつけ医や内科外来等で診察を受け相談するのもよいでしょう。
身体的診察、検査で異常が発見されない場合、かかりつけ医や内科医等がうつ状態やうつ病を疑い、精神科や神経科の受診をすすめられるでしょう。これらの科では気軽に相談に乗ってくれますので、あなたのつらい話を聞いてもらえるでしょう。うつ状態、うつ病と正しく診断することが、うつ病の治療にはとても大切なことです。
最近では、うつ状態、うつ病を診療内科でも診療しています。
気分がゆううつだったり、元気がでなかったり、体がだるかったりしたら、まず、精神科や神経科を受診しましょう。
身体疾患からくる場合もありますから、身体的な症状が気になったら、かかりつけ医や内科外来等で診察を受け相談するのもよいでしょう。
身体的診察、検査で異常が発見されない場合、かかりつけ医や内科医等がうつ状態やうつ病を疑い、精神科や神経科の受診をすすめられるでしょう。これらの科では気軽に相談に乗ってくれますので、あなたのつらい話を聞いてもらえるでしょう。うつ状態、うつ病と正しく診断することが、うつ病の治療にはとても大切なことです。
最近では、うつ状態、うつ病を診療内科でも診療しています。
2009年8月6日木曜日
Q3.うつ病の症状にはどのようなものがあるの?
A3.
高齢者では不安感やイライラが現れやすいとか、うつ病の種類や年齢によって症状にも特徴がありますが、その中でも共通してよく見られる症状を「自覚症状」と「家族や周囲の人が気づきやすい症状」の2つに分けてみました。
また、「日内変動」と言って、朝から午前中にかけて症状が強く出ることがよくあります。
【自覚症状】
◇気分の低下
・気分がゆううつ、めいる、寂しい。
◇意欲の低下 ・やる気が起きない。
・何も考えたくない。
・おっくうだし、すぐ疲れる。
・集中できない。
・迷って決められない。
◇思考の異常
・自分を責めてばかりいる。
・自分はいないほうがよいと思う。
・もう生きている価値がない、未来がないと感じる。
・自殺を考える。
◇不安・焦燥
・何か不安で落ち着かない。
・イライラする。◇睡眠の異常
・いつもより早く目が覚めて熟睡感がない。
◇身体的な異常
・お腹が空かない。
・食べてもおいしくない。
・体がだるい。
・頭が重い、はっきりしない。
【家族や周囲の人が気づきやすい症状】
◇何にも興味を示さなくなった。
◇てきぱきとやれなくなった。
◇セックスに消極的になった。
◇急にやせてきた。
◇暗い表情で笑顔が見られなくなった。
◇外では動けるようなのに、家では横になることが多くなった。
◇「取り返しのつかないあやまちを犯した」とか「不治の病気にかかっ た」とか思い込んでいる。
高齢者では不安感やイライラが現れやすいとか、うつ病の種類や年齢によって症状にも特徴がありますが、その中でも共通してよく見られる症状を「自覚症状」と「家族や周囲の人が気づきやすい症状」の2つに分けてみました。
また、「日内変動」と言って、朝から午前中にかけて症状が強く出ることがよくあります。
【自覚症状】
◇気分の低下
・気分がゆううつ、めいる、寂しい。
◇意欲の低下 ・やる気が起きない。
・何も考えたくない。
・おっくうだし、すぐ疲れる。
・集中できない。
・迷って決められない。
◇思考の異常
・自分を責めてばかりいる。
・自分はいないほうがよいと思う。
・もう生きている価値がない、未来がないと感じる。
・自殺を考える。
◇不安・焦燥
・何か不安で落ち着かない。
・イライラする。◇睡眠の異常
・いつもより早く目が覚めて熟睡感がない。
◇身体的な異常
・お腹が空かない。
・食べてもおいしくない。
・体がだるい。
・頭が重い、はっきりしない。
【家族や周囲の人が気づきやすい症状】
◇何にも興味を示さなくなった。
◇てきぱきとやれなくなった。
◇セックスに消極的になった。
◇急にやせてきた。
◇暗い表情で笑顔が見られなくなった。
◇外では動けるようなのに、家では横になることが多くなった。
◇「取り返しのつかないあやまちを犯した」とか「不治の病気にかかっ た」とか思い込んでいる。
2009年8月5日水曜日
Q2.なぜうつ病になるの?
A2.
人は自分にとって大切なもの(対象)を失ったときなどに(心理的原因)、悲しみ、空しさ、気力の低下を感じます。それが体の症状としてでることもあります。例えば、不眠、頭痛、心臓がドキドキする、疲労感、食欲不振・・・。これがうつ状態です。
健康な人なら、例えば失った事実を次第に認め、悲しみや喪失感を体験するうちに、新たな現実を受け入れていくといった形で、うつ状態を克服していきます。
ところが、几帳面でまじめな性格の人が過去の失敗にこだわったり、ささいな失敗を悔やみ、うつ状態からなかなか立ち直れないことがあります(性格的素因)。その他にも、職場の人間関係のトラブルや家庭での夫婦間や親子間での争い(環境的要因)から、ストレスや慢性的な疲労がたまり、身体のバランスを崩した状態がうつ病の発症につながることもあります(身体的要因)。また、脳梗塞や甲状腺機能低下症などの身体的病気からうつ病が発症することもあります。
このとき、脳内の神経伝達物質(例えば、セロトニン等)が重要な役割を果たしており、抗うつ薬がこのアンバランスな状態の改善に役立つともいわれています。
治療により、うつ状態のきっかけとなった心理的原因、環境的要因を受け止められ、それが改善され、身体的にも元気を回復し新たに人生を自ら歩み出し、うつ病から脱け出すことができます。
人は自分にとって大切なもの(対象)を失ったときなどに(心理的原因)、悲しみ、空しさ、気力の低下を感じます。それが体の症状としてでることもあります。例えば、不眠、頭痛、心臓がドキドキする、疲労感、食欲不振・・・。これがうつ状態です。
健康な人なら、例えば失った事実を次第に認め、悲しみや喪失感を体験するうちに、新たな現実を受け入れていくといった形で、うつ状態を克服していきます。
ところが、几帳面でまじめな性格の人が過去の失敗にこだわったり、ささいな失敗を悔やみ、うつ状態からなかなか立ち直れないことがあります(性格的素因)。その他にも、職場の人間関係のトラブルや家庭での夫婦間や親子間での争い(環境的要因)から、ストレスや慢性的な疲労がたまり、身体のバランスを崩した状態がうつ病の発症につながることもあります(身体的要因)。また、脳梗塞や甲状腺機能低下症などの身体的病気からうつ病が発症することもあります。
このとき、脳内の神経伝達物質(例えば、セロトニン等)が重要な役割を果たしており、抗うつ薬がこのアンバランスな状態の改善に役立つともいわれています。
治療により、うつ状態のきっかけとなった心理的原因、環境的要因を受け止められ、それが改善され、身体的にも元気を回復し新たに人生を自ら歩み出し、うつ病から脱け出すことができます。
2009年8月4日火曜日
Q1.うつ病とはどのような病気?
A1.
分かりやすく言うと、心が疲れたために、気分が憂うつで元気が出ない状態が続く(普通2週間以上)場合を「うつ状態」と言います。
心理的原因だけでなく、身体的病気でもうつ状態になります。うつ状態が現れる病気を「うつ病」と呼んでいます。
うつ状態の反対で、元気がありすぎる状態を「躁状態」と言います。同じ患者さんがうつ状態になったり躁状態になったりと両方の気分変化を示すこともあります。このようなタイプは、最近はうつ病と呼ばずに、例えば「双極性障害」と呼ぶことが多いようです。
これらも含めた全体を、以前は「躁うつ病」と呼びましたが、近頃は「気分障害」や「感情障害」といった用語がよく使われます。
うつ病は小児から老年期まで、どの年代でも発病する非常に多い病気で、6人に1人は発病するという調査もあるくらいです。
最近は軽症のうつ病や身体的症状の目立つうつ病(仮面うつ病)などが増えているようです。
はじめのうちは、体に異常があるのではと考えて医療機関を転々とすることがしばしばみられます。検査しても異常がないので、たるんでいると誤解されたりもします。しかし、正しい診断と適切な治療が行われれば、ほとんどのうつ病はたいへんよく治ります。
分かりやすく言うと、心が疲れたために、気分が憂うつで元気が出ない状態が続く(普通2週間以上)場合を「うつ状態」と言います。
心理的原因だけでなく、身体的病気でもうつ状態になります。うつ状態が現れる病気を「うつ病」と呼んでいます。
うつ状態の反対で、元気がありすぎる状態を「躁状態」と言います。同じ患者さんがうつ状態になったり躁状態になったりと両方の気分変化を示すこともあります。このようなタイプは、最近はうつ病と呼ばずに、例えば「双極性障害」と呼ぶことが多いようです。
これらも含めた全体を、以前は「躁うつ病」と呼びましたが、近頃は「気分障害」や「感情障害」といった用語がよく使われます。
うつ病は小児から老年期まで、どの年代でも発病する非常に多い病気で、6人に1人は発病するという調査もあるくらいです。
最近は軽症のうつ病や身体的症状の目立つうつ病(仮面うつ病)などが増えているようです。
はじめのうちは、体に異常があるのではと考えて医療機関を転々とすることがしばしばみられます。検査しても異常がないので、たるんでいると誤解されたりもします。しかし、正しい診断と適切な治療が行われれば、ほとんどのうつ病はたいへんよく治ります。
2009年7月19日日曜日
からだの病気とうつ病の関係
◇からだの病気が原因でうつ病になることがあります。
うつ病はこれまで説明してきたような生活環境などによるストレスだけが原因でなるわけではなく、からだの病気が原因となることもあります。うつ病になりやすい病気には以下のようなものがあります。
----------------------------------------------------------------------------------------
◆脳の病気によるうつ病
・脳腫瘍、脳血管障害、老人性痴呆、てんかん、パーキンソン病など
◆その他の病気によるうつ病
・糖尿病、甲状腺機能の亢進症または低下症、更年期障害
・慢性関節
・リウマチ、全身性エリテマトーデスなどの膠原病
・がん
・手術後
・血液透析
・インフルエンザ、肝炎などのウイルス感染症
----------------------------------------------------------------------------------------
今、このコーナーを読みながら、「自分もうつ病かも・・」と思った方がいらっしゃると思います。うつ病で何よりも大切なことは、うつ病を正しく理解して、早めに治療を受けることです。うつ病は治療を受ければ必ず治る病気なので不安になることはありません。ではここからは、病院で実際に「どのようにしてうつ病と判断するのか」、また「どのような治療を受けるのか」について説明していきましょう。
うつ病はこれまで説明してきたような生活環境などによるストレスだけが原因でなるわけではなく、からだの病気が原因となることもあります。うつ病になりやすい病気には以下のようなものがあります。
----------------------------------------------------------------------------------------
◆脳の病気によるうつ病
・脳腫瘍、脳血管障害、老人性痴呆、てんかん、パーキンソン病など
◆その他の病気によるうつ病
・糖尿病、甲状腺機能の亢進症または低下症、更年期障害
・慢性関節
・リウマチ、全身性エリテマトーデスなどの膠原病
・がん
・手術後
・血液透析
・インフルエンザ、肝炎などのウイルス感染症
----------------------------------------------------------------------------------------
今、このコーナーを読みながら、「自分もうつ病かも・・」と思った方がいらっしゃると思います。うつ病で何よりも大切なことは、うつ病を正しく理解して、早めに治療を受けることです。うつ病は治療を受ければ必ず治る病気なので不安になることはありません。ではここからは、病院で実際に「どのようにしてうつ病と判断するのか」、また「どのような治療を受けるのか」について説明していきましょう。
2009年7月17日金曜日
こころと脳の関係

●脳にはこころを元気にする物質がある
脳は、人が生きていく中で「歩く」、「走る」、「食べる」といった基本的な動作に関する命令をからだに伝えており、これによって人は日常生活を円滑に送っています。
しかし、脳が命令を出すのはからだだけではありません。こころにも「意欲」、「食欲」、「記憶」などといった感情的および知的命令を伝えています。
脳からからだやこころへの命令は、神経伝達物質やホルモンなどを仲介して行なわれます。この神経伝達物質の中で、脳からこころに元気を伝える物質が“セロトニン”と“ノルアドレナリン”です。これらは気分や意欲、食欲、記憶などを神経に伝達します。
脳内の神経細胞から、セロトニンやノルアドレナリンが放出されると、図のような受け手である神経細胞の受容体に結合して、情報を伝達します。しかし、何らかの理由でこのセロトニンやノルアドレナリンが減ると、気持ちの活性化が伝えられずに憂うつ感などを引き起こしてうつ病になると考えられています。
2009年7月12日日曜日
それってただの症候群?
近年の社会的な観点から取り上げられている「症候群」も、ストレスが原因となっているうつ病である可能性があります。
<燃えつき症候群>
あまりにもハードに仕事に打ち込みすぎ、からだやこころに過度にストレスがたまって、あるとき突然気力がなくなる
<空(から)の巣症候群>
子供が独立して、関心を向ける対象が急になくなったようやく子育てが終わった年代の主婦がむなしさ、寂しさを感じる
<テクノ不安・テクノ症候群>
OA機器についていけない不安が引き金でうつ状態になるケースやテクノロジーの世界にのめり込んで社会に適応できなくなり症状が進むとうつ状態となるケース
<サンドイッチ症候群>
上司と部下の“板ばさみ”で苦しくなった中間管理職がうつ状態に陥る
<引っ越しうつ病>
念願のマイホームを手にし、引っ越ししたはいいが新しい土地になじめずに沈み込む
<燃えつき症候群>
あまりにもハードに仕事に打ち込みすぎ、からだやこころに過度にストレスがたまって、あるとき突然気力がなくなる
<空(から)の巣症候群>
子供が独立して、関心を向ける対象が急になくなったようやく子育てが終わった年代の主婦がむなしさ、寂しさを感じる
<テクノ不安・テクノ症候群>
OA機器についていけない不安が引き金でうつ状態になるケースやテクノロジーの世界にのめり込んで社会に適応できなくなり症状が進むとうつ状態となるケース
<サンドイッチ症候群>
上司と部下の“板ばさみ”で苦しくなった中間管理職がうつ状態に陥る
<引っ越しうつ病>
念願のマイホームを手にし、引っ越ししたはいいが新しい土地になじめずに沈み込む
2009年7月11日土曜日
ストレスって何?
例えるならストレスとは、ゴムボールに力が加えられてペコリとへこんだ状態と考えてください。
この場合、私たちの体がボールで、ボールに加えられた圧力を「ストレッサ-(ストレスを引き起こす要因のこと)」、それによってボールがへこんだ状態が「ストレス状態」です。
つまり、ストレスとは、「外からの刺激によって生じるからだの変化」を意味するのですが、現在では、圧力自体もストレスに含まれています。
私たちのからだは通常は、この「ストレスでボールがへこむ」ような状態になっても、すぐにからだが反応して、このへこんだ部分の修復にとりかかります。しかし、この“へこみ”が大きくなると、修復が困難になり、からだに影響が現れてきます。
この場合、私たちの体がボールで、ボールに加えられた圧力を「ストレッサ-(ストレスを引き起こす要因のこと)」、それによってボールがへこんだ状態が「ストレス状態」です。
つまり、ストレスとは、「外からの刺激によって生じるからだの変化」を意味するのですが、現在では、圧力自体もストレスに含まれています。
私たちのからだは通常は、この「ストレスでボールがへこむ」ような状態になっても、すぐにからだが反応して、このへこんだ部分の修復にとりかかります。しかし、この“へこみ”が大きくなると、修復が困難になり、からだに影響が現れてきます。
2009年7月8日水曜日
ストレスとうつ病の関係
●ストレスが大きくなると要注意です。
私たちの日常生活にはさまざまなストレスが待ち構えています。「肉親の突然死」、「別居や離婚」といった悲しい出来事から、「昇進」、「出産」などといった一見喜ばしい出来事でも人によってはストレスになることもあります。
そして、これらからうつ病が発症する可能性があります。しかし、うつ病になった原因がはっきりしている場合、比較的治りやすいといわれています。
<男性>
・転勤・昇進・出向
・失業
・退職
・経済問題
・仕事の過労
・病気
<女性>
・子供との離別
・親近者の病気、死
・出産
・月経
・転居
・家庭内葛藤
私たちの日常生活にはさまざまなストレスが待ち構えています。「肉親の突然死」、「別居や離婚」といった悲しい出来事から、「昇進」、「出産」などといった一見喜ばしい出来事でも人によってはストレスになることもあります。
そして、これらからうつ病が発症する可能性があります。しかし、うつ病になった原因がはっきりしている場合、比較的治りやすいといわれています。
<男性>
・転勤・昇進・出向
・失業
・退職
・経済問題
・仕事の過労
・病気
<女性>
・子供との離別
・親近者の病気、死
・出産
・月経
・転居
・家庭内葛藤
2009年7月7日火曜日
うつ病になりやすいタイプ
うつ病になる理由は1つではありません。その人がもっている感受性や感覚、置かれている生活環境など、いくつかの要素が積み重なって、うつ病になると考えられています。 うつ病と関係のある要素を少しでも理解することで、うつ病を予防したり、自覚する手がかりになるでしょう。
うつ病の発症には人間的なタイプも関係があると考えられています。以下のようなタイプの人が、うつ病を発症しやすいといわれています。当てはまるものがある人はストレスをためやすいので、日常生活に注意しましょう。
・まじめ、几帳面でいつも何にでも完ぺきを目指す
・他人任せにできない
・職人気質;自分の能力の範囲できちんと仕事をする
・1つの物事に執着する
・かたくなで柔軟性に欠ける
・他人の評価に対して過敏に反応する
・自己否定的な考えをする
・悲観的な見方をしがちである
・二者択一的;白か黒か、100点か0点か、すべてをいっぺんに片づけようとする
・優先順位の設定ができない
・自尊心が低い・感情の表現がへた
・自分の思っていることをなかなか口に出せない
うつ病の発症には人間的なタイプも関係があると考えられています。以下のようなタイプの人が、うつ病を発症しやすいといわれています。当てはまるものがある人はストレスをためやすいので、日常生活に注意しましょう。
・まじめ、几帳面でいつも何にでも完ぺきを目指す
・他人任せにできない
・職人気質;自分の能力の範囲できちんと仕事をする
・1つの物事に執着する
・かたくなで柔軟性に欠ける
・他人の評価に対して過敏に反応する
・自己否定的な考えをする
・悲観的な見方をしがちである
・二者択一的;白か黒か、100点か0点か、すべてをいっぺんに片づけようとする
・優先順位の設定ができない
・自尊心が低い・感情の表現がへた
・自分の思っていることをなかなか口に出せない
2009年6月27日土曜日
仮面うつ病とは
皆さんは「仮面うつ病」って聞いたことがあるでしょうか。
からだの症状が前面に出ているうつ病です。そのため、うつ病のこころの症状の特徴である悲しい気分や、憂うつ感が目立たないため、うつ病と診断することが難しい場合があります。
こうしたからだの症状は、抗うつ薬の治療により比較的治りやすいといわれています。
からだの症状が前面に出ているうつ病です。そのため、うつ病のこころの症状の特徴である悲しい気分や、憂うつ感が目立たないため、うつ病と診断することが難しい場合があります。
こうしたからだの症状は、抗うつ薬の治療により比較的治りやすいといわれています。
2009年6月25日木曜日
うつ病は近年増加してます
うつ病は近年確実に増加してます。
アメリカでは、男性の10人に1人、女性の5人に1人が、一生に一度はうつ病にかかったことがあるというデータがあり、日本でも人口の約5%はうつ病の患者さんであるといわれています。
聞くところによると、日本人では、一生の内に5人に1人はうつ病にかかると言われております。
この数年間で確実に患者数は増えており、「仮面うつ病」でからだの不調の理由をみつけ出せずにいる人も含めれば、さらに増加していると予想されます。
アメリカでは、男性の10人に1人、女性の5人に1人が、一生に一度はうつ病にかかったことがあるというデータがあり、日本でも人口の約5%はうつ病の患者さんであるといわれています。
聞くところによると、日本人では、一生の内に5人に1人はうつ病にかかると言われております。
この数年間で確実に患者数は増えており、「仮面うつ病」でからだの不調の理由をみつけ出せずにいる人も含めれば、さらに増加していると予想されます。
2009年6月24日水曜日
軽いうつ病は見逃さないように
風邪の引きはじめは、「ちょっと体調がおかしい…」という程度です。うつ病もこれと同じで、初期の軽い時期はこころよりも、からだのほうがちょっとおかしい状態が続きます。
これらのからだの症状は、少し無理をすれば会社で仕事をしたり、日常生活を普通に行えるため、ほとんどの人がうつ病を疑うことなく生活しています。
また、このような軽症のうつ病の時期は、本人も周囲の人も「からだの病気だ」と思っているため、内科などを受診し、「異常がない」「原因が分からない」、「気のせい」などといわれ不安になっています。
ここで大切なことはからだの不調にもうつ病の可能性があることを知っておくことです。
これまで、原因が分からずに「眠れない・・」、「頭痛が続く」とからだの変調に悩まされていた人は、うつ病の症状や生活環境に当てはまるところがいくつかあるのではないでしょうか?
これらのからだの症状は、少し無理をすれば会社で仕事をしたり、日常生活を普通に行えるため、ほとんどの人がうつ病を疑うことなく生活しています。
また、このような軽症のうつ病の時期は、本人も周囲の人も「からだの病気だ」と思っているため、内科などを受診し、「異常がない」「原因が分からない」、「気のせい」などといわれ不安になっています。
ここで大切なことはからだの不調にもうつ病の可能性があることを知っておくことです。
これまで、原因が分からずに「眠れない・・」、「頭痛が続く」とからだの変調に悩まされていた人は、うつ病の症状や生活環境に当てはまるところがいくつかあるのではないでしょうか?
2009年6月23日火曜日
2009年6月22日月曜日
こころの症状
【こころの症状】
うつ病の大きな2つのこころの症状は「関心・興味の低下」と「憂うつ感」です。
◎関心・興味の低下…<意欲面>
・新聞を読む、テレビなどを見る気がしなくなる。
・今まで好きだったことにも打ち込めなくなる。
・何をするにもおっくうになる。
・仕事への意欲が低下する。
◎憂うつ感…<感情面>
・「悲しい」、「憂うつだ」、「落ち込んでいる」、「何の希望もない」というような感情です。前のB氏の例にもあったように、このような症状が午前中にひどく、午後から夕方にかけて改善してくるという"日内変動"があるのもうつ病の特徴です。
◎その他のこころの症状が現れることもある。
・自分に自信がなくなる。
・物事の判断が鈍くなる。
・ささいなことから不安に陥りやすい。
・自分を責める。
うつ病の大きな2つのこころの症状は「関心・興味の低下」と「憂うつ感」です。
◎関心・興味の低下…<意欲面>
・新聞を読む、テレビなどを見る気がしなくなる。
・今まで好きだったことにも打ち込めなくなる。
・何をするにもおっくうになる。
・仕事への意欲が低下する。
◎憂うつ感…<感情面>
・「悲しい」、「憂うつだ」、「落ち込んでいる」、「何の希望もない」というような感情です。前のB氏の例にもあったように、このような症状が午前中にひどく、午後から夕方にかけて改善してくるという"日内変動"があるのもうつ病の特徴です。
◎その他のこころの症状が現れることもある。
・自分に自信がなくなる。
・物事の判断が鈍くなる。
・ささいなことから不安に陥りやすい。
・自分を責める。
2009年6月21日日曜日
あるうつ病患者さんの1日
【うつ病患者さんの1日の経過イメージ】

うつ病の患者さんの“うつ状態”は半数近くの人が、朝起きたときに最も強く、その後時間が経つにつれて薄れていく傾向があります。しかし、多くの人が、“うつ状態”が治ったわけではないのに、午後になるとよくなったような錯覚をして頑張ってしまい、翌朝またつらくなる。その繰り返しによって、朝と夕方の格差がどんどん大きくなり、うつ病を悪化させていくそうです。
何となく、思い当たるところはありますか?
人のこころはいつも元気というわけではありません。失恋、仕事でのミス、家族関係などほんの些細な出来事で、落ち込んだり、傷ついたりしてB氏のようにこころが不安定な1日を過ごすこともあります。
しかし、たいていの場合、人は数日もすると回復して、また元気に“頑張ろう”と思える力をもっています。 ところが時に、いつまでも気持ちが沈んだままで復活しないことがあります。
このような状態を“うつ状態”といい、これが2週間以上も続くような場合、うつ病に関わりが出てきます。人のこころは晴れたり、曇ったりを繰り返しながら日々の生活を送っています。
うつ病の患者さんの“うつ状態”は半数近くの人が、朝起きたときに最も強く、その後時間が経つにつれて薄れていく傾向があります。しかし、多くの人が、“うつ状態”が治ったわけではないのに、午後になるとよくなったような錯覚をして頑張ってしまい、翌朝またつらくなる。その繰り返しによって、朝と夕方の格差がどんどん大きくなり、うつ病を悪化させていくそうです。
何となく、思い当たるところはありますか?
人のこころはいつも元気というわけではありません。失恋、仕事でのミス、家族関係などほんの些細な出来事で、落ち込んだり、傷ついたりしてB氏のようにこころが不安定な1日を過ごすこともあります。
しかし、たいていの場合、人は数日もすると回復して、また元気に“頑張ろう”と思える力をもっています。 ところが時に、いつまでも気持ちが沈んだままで復活しないことがあります。
このような状態を“うつ状態”といい、これが2週間以上も続くような場合、うつ病に関わりが出てきます。人のこころは晴れたり、曇ったりを繰り返しながら日々の生活を送っています。
2009年6月20日土曜日
うつ病とは何?
うつ病を病気ではなく、気の持ちようだと思っている人もいます。
うつ病は心の風邪だと言う人もおりますが、れっきとした病気です。
うつ病とは、
「気分がひどく落ち込んだり何事にも興味を持てなくなったり、おっくうだったり、なんとなくだるかったりして強い苦痛を感じ、日常の生活に支障が現れるまでになった状態です。」
こうした、うつの状態は、日常的な軽度の落ち込みから重篤なものまであり、原因についてはまだハッキリとわかっていません。
うつ病のときのつらい気持ちを言葉で表現するのはとても難しいのですが、うつ病にかかっているある女性は、悲しくて苦しくて涙がこぼれ落ちそうになる直前に胸が強く締めつけられるようになる、そうした状態がずっと何日も、場合によっては何ヶ月も続いているようなものだと語ったことがあります。
うつ病は、以前は内因が関与している内因性うつ病と、心因が強く関与している心因性うつ病ないしは神経症性うつ病とに分けて考えられていましたが、現在はそうした原因がはっきりしないことや、内因性うつ病でも発症のきっかけとなる心因があることが多いことから、症状の形で分類されるようになりました。うつ病の基本的な症状は以下のようなものです。
①強いうつ気分
②興味や喜びの喪失
③食欲の障害
④睡眠の障害
⑤精神運動の障害(制止または焦燥)
⑥疲れやすさ、気力の減退
⑦強い罪責感
⑧思考力や集中力の低下
⑨死への思い
うつ病は自覚しにくいし、まわりで見ていてもわかりにくい病気です。しかし、治療すれば良くなる病気ですので、早めに見つけて治療することが大切になります。
うつ病は心の風邪だと言う人もおりますが、れっきとした病気です。
うつ病とは、
「気分がひどく落ち込んだり何事にも興味を持てなくなったり、おっくうだったり、なんとなくだるかったりして強い苦痛を感じ、日常の生活に支障が現れるまでになった状態です。」
こうした、うつの状態は、日常的な軽度の落ち込みから重篤なものまであり、原因についてはまだハッキリとわかっていません。
うつ病のときのつらい気持ちを言葉で表現するのはとても難しいのですが、うつ病にかかっているある女性は、悲しくて苦しくて涙がこぼれ落ちそうになる直前に胸が強く締めつけられるようになる、そうした状態がずっと何日も、場合によっては何ヶ月も続いているようなものだと語ったことがあります。
うつ病は、以前は内因が関与している内因性うつ病と、心因が強く関与している心因性うつ病ないしは神経症性うつ病とに分けて考えられていましたが、現在はそうした原因がはっきりしないことや、内因性うつ病でも発症のきっかけとなる心因があることが多いことから、症状の形で分類されるようになりました。うつ病の基本的な症状は以下のようなものです。
①強いうつ気分
②興味や喜びの喪失
③食欲の障害
④睡眠の障害
⑤精神運動の障害(制止または焦燥)
⑥疲れやすさ、気力の減退
⑦強い罪責感
⑧思考力や集中力の低下
⑨死への思い
うつ病は自覚しにくいし、まわりで見ていてもわかりにくい病気です。しかし、治療すれば良くなる病気ですので、早めに見つけて治療することが大切になります。
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