2009年6月27日土曜日

仮面うつ病とは

皆さんは「仮面うつ病」って聞いたことがあるでしょうか。

からだの症状が前面に出ているうつ病です。そのため、うつ病のこころの症状の特徴である悲しい気分や、憂うつ感が目立たないため、うつ病と診断することが難しい場合があります。

こうしたからだの症状は、抗うつ薬治療により比較的治りやすいといわれています。

2009年6月25日木曜日

うつ病は近年増加してます

うつ病は近年確実に増加してます。

アメリカでは、男性の10人に1人、女性の5人に1人が、一生に一度はうつ病にかかったことがあるというデータがあり、日本でも人口の約5%はうつ病の患者さんであるといわれています。

聞くところによると、日本人では、一生の内に5人に1人はうつ病にかかると言われております。

この数年間で確実に患者数は増えており、「仮面うつ病」でからだの不調の理由をみつけ出せずにいる人も含めれば、さらに増加していると予想されます。

2009年6月24日水曜日

軽いうつ病は見逃さないように

風邪の引きはじめは、「ちょっと体調がおかしい…」という程度です。うつ病もこれと同じで、初期の軽い時期はこころよりも、からだのほうがちょっとおかしい状態が続きます。

これらのからだの症状は、少し無理をすれば会社で仕事をしたり、日常生活を普通に行えるため、ほとんどの人がうつ病を疑うことなく生活しています。
また、このような軽症のうつ病の時期は、本人も周囲の人も「からだの病気だ」と思っているため、内科などを受診し、「異常がない」「原因が分からない」、「気のせい」などといわれ不安になっています。

ここで大切なことはからだの不調にもうつ病の可能性があることを知っておくことです。
これまで、原因が分からずに「眠れない・・」、「頭痛が続く」とからだの変調に悩まされていた人は、うつ病症状や生活環境に当てはまるところがいくつかあるのではないでしょうか?

2009年6月23日火曜日

からだの症状

【からだの症状
うつ病02.gif


うつ病は単なるこころの問題(気持ちの持ちよう)として考えがちですが、症状は身体にも現れてきます。身体の症状にはさまざまなものがあります。上記のような症状が2週間以上もずっと続いているのに、「理由が分からない…」、「病院に行っても治らない…」、という人はうつ病を疑ってみてください。

2009年6月22日月曜日

こころの症状

【こころの症状】

うつ病の大きな2つのこころの症状は「関心・興味の低下」と「憂うつ感」です。

◎関心・興味の低下…<意欲面>
・新聞を読む、テレビなどを見る気がしなくなる。
・今まで好きだったことにも打ち込めなくなる。
・何をするにもおっくうになる。
・仕事への意欲が低下する。

◎憂うつ感…<感情面>
・「悲しい」、「憂うつだ」、「落ち込んでいる」、「何の希望もない」というような感情です。前のB氏の例にもあったように、このような症状が午前中にひどく、午後から夕方にかけて改善してくるという"日内変動"があるのもうつ病の特徴です。

◎その他のこころの症状が現れることもある。
・自分に自信がなくなる。
・物事の判断が鈍くなる。
・ささいなことから不安に陥りやすい。
・自分を責める。

2009年6月21日日曜日

あるうつ病患者さんの1日

うつ病患者さんの1日の経過イメージ】

うつ病01.gif


うつ病の患者さんの“うつ状態”は半数近くの人が、朝起きたときに最も強く、その後時間が経つにつれて薄れていく傾向があります。しかし、多くの人が、“うつ状態”が治ったわけではないのに、午後になるとよくなったような錯覚をして頑張ってしまい、翌朝またつらくなる。その繰り返しによって、朝と夕方の格差がどんどん大きくなり、うつ病を悪化させていくそうです。

何となく、思い当たるところはありますか?
人のこころはいつも元気というわけではありません。失恋、仕事でのミス、家族関係などほんの些細な出来事で、落ち込んだり、傷ついたりしてB氏のようにこころが不安定な1日を過ごすこともあります。

しかし、たいていの場合、人は数日もすると回復して、また元気に“頑張ろう”と思える力をもっています。 ところが時に、いつまでも気持ちが沈んだままで復活しないことがあります。

このような状態を“うつ状態”といい、これが2週間以上も続くような場合、うつ病に関わりが出てきます。人のこころは晴れたり、曇ったりを繰り返しながら日々の生活を送っています。

2009年6月20日土曜日

うつ病とは何?

うつ病を病気ではなく、気の持ちようだと思っている人もいます。
うつ病は心の風邪だと言う人もおりますが、れっきとした病気です。

うつ病とは、
「気分がひどく落ち込んだり何事にも興味を持てなくなったり、おっくうだったり、なんとなくだるかったりして強い苦痛を感じ、日常の生活に支障が現れるまでになった状態です。」

こうした、うつの状態は、日常的な軽度の落ち込みから重篤なものまであり、原因についてはまだハッキリとわかっていません。

うつ病のときのつらい気持ちを言葉で表現するのはとても難しいのですが、うつ病にかかっているある女性は、悲しくて苦しくて涙がこぼれ落ちそうになる直前に胸が強く締めつけられるようになる、そうした状態がずっと何日も、場合によっては何ヶ月も続いているようなものだと語ったことがあります。

うつ病は、以前は内因が関与している内因性うつ病と、心因が強く関与している心因性うつ病ないしは神経症性うつ病とに分けて考えられていましたが、現在はそうした原因がはっきりしないことや、内因性うつ病でも発症のきっかけとなる心因があることが多いことから、症状の形で分類されるようになりました。うつ病の基本的な症状は以下のようなものです。

①強いうつ気分
②興味や喜びの喪失
③食欲の障害
④睡眠の障害
⑤精神運動の障害(制止または焦燥)
⑥疲れやすさ、気力の減退
⑦強い罪責感
⑧思考力や集中力の低下
⑨死への思い

うつ病は自覚しにくいし、まわりで見ていてもわかりにくい病気です。しかし、治療すれば良くなる病気ですので、早めに見つけて治療することが大切になります。