2009年7月19日日曜日

からだの病気とうつ病の関係

◇からだの病気が原因でうつ病になることがあります。


うつ病はこれまで説明してきたような生活環境などによるストレスだけが原因でなるわけではなく、からだの病気が原因となることもあります。うつ病になりやすい病気には以下のようなものがあります。


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◆脳の病気によるうつ病 

・脳腫瘍、脳血管障害、老人性痴呆、てんかん、パーキンソン病など


◆その他の病気によるうつ病 

・糖尿病、甲状腺機能の亢進症または低下症、更年期障害 

・慢性関節

・リウマチ、全身性エリテマトーデスなどの膠原病 

・がん 

・手術後 

・血液透析 

・インフルエンザ、肝炎などのウイルス感染症

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今、このコーナーを読みながら、「自分もうつ病かも・・」と思った方がいらっしゃると思います。うつ病で何よりも大切なことは、うつ病を正しく理解して、早めに治療を受けることです。うつ病治療を受ければ必ず治る病気なので不安になることはありません。ではここからは、病院で実際に「どのようにしてうつ病と判断するのか」、また「どのような治療を受けるのか」について説明していきましょう。

2009年7月17日金曜日

こころと脳の関係





●脳にはこころを元気にする物質がある







脳は、人が生きていく中で「歩く」、「走る」、「食べる」といった基本的な動作に関する命令をからだに伝えており、これによって人は日常生活を円滑に送っています。




しかし、脳が命令を出すのはからだだけではありません。こころにも「意欲」、「食欲」、「記憶」などといった感情的および知的命令を伝えています。


脳からからだやこころへの命令は、神経伝達物質やホルモンなどを仲介して行なわれます。この神経伝達物質の中で、脳からこころに元気を伝える物質が“セロトニン”と“ノルアドレナリン”です。これらは気分や意欲、食欲、記憶などを神経に伝達します。


脳内の神経細胞から、セロトニンノルアドレナリンが放出されると、図のような受け手である神経細胞の受容体に結合して、情報を伝達します。しかし、何らかの理由でこのセロトニンやノルアドレナリンが減ると、気持ちの活性化が伝えられずに憂うつ感などを引き起こしてうつ病になると考えられています。

2009年7月12日日曜日

それってただの症候群?

近年の社会的な観点から取り上げられている「症候群」も、ストレスが原因となっているうつ病である可能性があります。

<燃えつき症候群>
あまりにもハードに仕事に打ち込みすぎ、からだやこころに過度にストレスがたまって、あるとき突然気力がなくなる

<空(から)の巣症候群>
子供が独立して、関心を向ける対象が急になくなったようやく子育てが終わった年代の主婦がむなしさ、寂しさを感じる

<テクノ不安・テクノ症候群>
OA機器についていけない不安が引き金でうつ状態になるケースやテクノロジーの世界にのめり込んで社会に適応できなくなり症状が進むとうつ状態となるケース

<サンドイッチ症候群>
上司と部下の“板ばさみ”で苦しくなった中間管理職がうつ状態に陥る

<引っ越しうつ病
念願のマイホームを手にし、引っ越ししたはいいが新しい土地になじめずに沈み込む

2009年7月11日土曜日

ストレスって何?

例えるならストレスとは、ゴムボールに力が加えられてペコリとへこんだ状態と考えてください。
この場合、私たちの体がボールで、ボールに加えられた圧力を「ストレッサ-(ストレスを引き起こす要因のこと)」、それによってボールがへこんだ状態が「ストレス状態」です。

つまり、ストレスとは、「外からの刺激によって生じるからだの変化」を意味するのですが、現在では、圧力自体もストレスに含まれています。

私たちのからだは通常は、この「ストレスでボールがへこむ」ような状態になっても、すぐにからだが反応して、このへこんだ部分の修復にとりかかります。しかし、この“へこみ”が大きくなると、修復が困難になり、からだに影響が現れてきます。

2009年7月8日水曜日

ストレスとうつ病の関係

ストレスが大きくなると要注意です。

私たちの日常生活にはさまざまなストレスが待ち構えています。「肉親の突然死」、「別居や離婚」といった悲しい出来事から、「昇進」、「出産」などといった一見喜ばしい出来事でも人によってはストレスになることもあります。

そして、これらからうつ病が発症する可能性があります。しかし、うつ病になった原因がはっきりしている場合、比較的治りやすいといわれています。

<男性>
・転勤・昇進・出向
・失業
・退職
・経済問題
・仕事の過労
・病気

<女性>
・子供との離別
・親近者の病気、死
・出産
・月経
・転居
・家庭内葛藤

2009年7月7日火曜日

うつ病になりやすいタイプ

うつ病になる理由は1つではありません。その人がもっている感受性や感覚、置かれている生活環境など、いくつかの要素が積み重なって、うつ病になると考えられています。 うつ病と関係のある要素を少しでも理解することで、うつ病を予防したり、自覚する手がかりになるでしょう。

うつ病の発症には人間的なタイプも関係があると考えられています。以下のようなタイプの人が、うつ病を発症しやすいといわれています。当てはまるものがある人はストレスをためやすいので、日常生活に注意しましょう。


・まじめ、几帳面でいつも何にでも完ぺきを目指す
・他人任せにできない
・職人気質;自分の能力の範囲できちんと仕事をする
・1つの物事に執着する
・かたくなで柔軟性に欠ける
・他人の評価に対して過敏に反応する
・自己否定的な考えをする
・悲観的な見方をしがちである
・二者択一的;白か黒か、100点か0点か、すべてをいっぺんに片づけようとする
・優先順位の設定ができない
・自尊心が低い・感情の表現がへた
・自分の思っていることをなかなか口に出せない