A1.
分かりやすく言うと、心が疲れたために、気分が憂うつで元気が出ない状態が続く(普通2週間以上)場合を「うつ状態」と言います。
心理的原因だけでなく、身体的病気でもうつ状態になります。うつ状態が現れる病気を「うつ病」と呼んでいます。
うつ状態の反対で、元気がありすぎる状態を「躁状態」と言います。同じ患者さんがうつ状態になったり躁状態になったりと両方の気分変化を示すこともあります。このようなタイプは、最近はうつ病と呼ばずに、例えば「双極性障害」と呼ぶことが多いようです。
これらも含めた全体を、以前は「躁うつ病」と呼びましたが、近頃は「気分障害」や「感情障害」といった用語がよく使われます。
うつ病は小児から老年期まで、どの年代でも発病する非常に多い病気で、6人に1人は発病するという調査もあるくらいです。
最近は軽症のうつ病や身体的症状の目立つうつ病(仮面うつ病)などが増えているようです。
はじめのうちは、体に異常があるのではと考えて医療機関を転々とすることがしばしばみられます。検査しても異常がないので、たるんでいると誤解されたりもします。しかし、正しい診断と適切な治療が行われれば、ほとんどのうつ病はたいへんよく治ります。
2009年8月4日火曜日
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